第13回 日韓新石器時代研究会
日時:2019年7月13日(土)~14日(日)※13日は研究会、14日は遺物・遺跡見学
会場:熊本大学文学部棟A2教室(熊本市中央区黒髪2丁目40番1号)
主催:九州縄文研究会 韓国新石器学会
研究会の内容
2019年7月13日(土)研究会 13:30~
(受付:13:00~13:30)
〇開会行事
13:30~13:45
〇研究動向発表
13:45~14:05(質疑応答含む)
「近年の九州縄文時代研究」板倉有大(福岡市埋蔵文化財センター)
14:05~14:25(質疑応答含む)
「韓国の新石器研究の最近動向」林尚澤(釜山大学校考古学科)
(14:25~14:35 休憩)
〇遺跡調査事例発表
14:35~15:15(質疑応答含む)
「鹿児島県志布志市春日堀遺跡の調査」
川口雅之((公財)鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター)
15:15~15:55(質疑応答含む)
「2016年~2018年ソウル岩寺洞遺跡発掘調査成果と展望-遺跡形成過程を中心に-」
金基龍(漢陽大学校文化財研究所)
(15:55~16:10 休憩)
16:10~16:50(質疑応答含む)
「大分県豊後高田市岩鼻岩陰遺跡の発掘調査」後藤一重(大分県立埋蔵文化財センター)
16:50~17:30(質疑応答含む)
「華城雙松里新石器時代遺跡発掘調査–峰潭~松山間高速道路区間(1区域)-」
崔得俊(蔚山文化財研究院)
〇事務連絡
17:30~17:45
〇懇親会
19:00~21:00(熊本市中心部での開催を予定)
2019年7月14日(日)遺物・遺跡見学 9:00~
9:00~10:15
熊本大学(文学部棟A2教室)対馬越高遺跡出土資料見学(調査時の層位等スライド解説あり)
(その後貸切バスにて移動)(各時間は多少前後することがあります)
11:00~14:00
御領貝塚・阿高貝塚見学、(昼食)、熊本市塚原歴史民俗資料館所蔵御領貝塚出土資料見学
14:30~15:15
轟貝塚見学
15:30~16:30
宇土市轟貝塚・曽畑貝塚出土資料見学
終了・閉会(貸切バスは熊本大学まで戻る予定(17:20頃))
申込方法
別紙参加申込書に必要事項を記入の上、6月27日(木)までにメールもしくはFAXにてお送りください。
研究成果公開シンポジウム「土器作りから土器圧痕を考える」
趣 旨
現在、全国各地で縄文土器を中心に植物種実、昆虫などの土器圧痕分析が進められています。この研究は植物質食料や家屋内害虫を次々と明らかにし、植物考古学、昆虫考古学、住環境研究など周辺分野への展開をみせるなど、近年、最も活発な研究分野といえます。この研究会では、そうした近年の研究成果を整理するとともに、土器圧痕を土器作りの場という視点で見つめ直すため、現代に残る東南アジアの土器作りの民族誌を比較事例とし、土器圧痕の形成過程について考えてみたいと思います。
会 場
帝京大学山梨文化財研究所 大ホール
〒406-0032 山梨県笛吹市石和町四日市場1566-2 帝京大学文化財研究所
電話 055-261-0015
日 程
2019年6月1日(土) 研究会
10:00~10:20 開会および問題提起 小畑弘己 (熊本大学)
10:20~11:20 記念講演「土器作りの考古学」 新田栄治 (鹿児島大学)
11:20~12:00 「土器作りの場を考える-縄文集落からみた土器作り」
櫛原功一 (帝京大学文化財研究所)
<昼 食>
13:00~13:40 「土器圧痕に残るタネやムシたち-八ヶ岳南麓の圧痕調査から」
佐野隆 (北杜市教育委員会)
13:40~14:20 「土器作りの諸工程 -現代ラオスにおける土器作り」
川島秀義(昭和女子大学国際文化研究所)
<休 憩>
14:30~15:10 「土器作りの場で出会ったタネやムシたち ―タイ・ラオスの土器作り村環境調査報告」
真邉彩((公財)鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター)
15:10~15:50 「土器に混入されたタネやムシたち-多量種実・昆虫混入土器を考える」
小畑弘己 (熊本大学)
休 憩
16:00~16:50 討論 司会 佐々木由香(昭和女子大)
17:00~17:10 閉会
18:30~ 懇親会
<申込および問い合せ先、参加費>
申込不要 参加費 無料(ただし懇親会参加希望の方は下記までお知らせくださ)
懇親会申込・問い合わせ先 帝京大学文化財研究所 櫛原功一
(電話:055-261-0015、Eメール:qckou@yahoo.co.jp)
主催:熊本大学小畑研究室・帝京大学文化財研究所 共催:山梨県考古学協会
第30回 中四国縄文研究会 愛媛大会
晩春の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
この度、下記のとおり第30 回中四国縄文研究会を開催いたしますので、ご案内申し上げます。ご参加の際は、メールもしくはFAXにて下記連絡先までお申し込みください。皆様のご参加をお待ちしております。
中四国縄文研究会代表 山本 悦世
中村 豊
1. 日時令和元(2019) 年 6月22日(土) 13 : 30~17 : 00
6月23日(日) 9 : 00~12 : 00
3. テーマ「四国山地の考古学-そこに山があるから、縄文時代研究!-」
4. 参加費等 資料代:2,000 円(予定) / 懇親会費:5,000 円(要事前申し込み)
※資料代は申し込み状況によって変更になる可能性があります。
5. 懇親会 久万高原 ふるさと旅行村(久万高原町下畑野川乙488)
※学会会場から車で約10 分の距離にあります。
6. 宿泊場所 相部屋(4 人部屋)となりますが、ふるさと旅行村での宿泊をご希望の方は、本会への申込みの際、宿泊希望欄に○として下さい。事務局側で取りまとめ、予約を入れます。なお、宿泊代は約3,000 円(朝食込み) を予定。
それ以外の方は、町内にも宿泊場所がいくつかございますので、各自でご予約をお願いいたします。
<申込先・問合せ先>
第30 回中四国縄文研究会愛媛大会事務局
兵頭 勲(愛媛県世話役)
E メール: hyoudou-isao@pref.ehime.lg.jp
FAX: 089 ‐ 912-2974 (愛媛県教委)
第307回 近江貝塚研究会
特集〈弥生の動態/変化の実相とその方法を見直す〉
日時:2019年5月25日(土)
午後1:30~午後6:00〈研究報告60分+質疑応答60分〉×2本
場所:滋賀県埋蔵文化財センター 2階研修室
JR瀬田駅発 滋賀医大(大学病院)行きバス「文化ゾーン前」下車徒歩5分
(帝産バス12:45発もしくは近江バス13:10発の乗車がおススメです。)
報告1:中居 和志さん|京都府教育委員会
近江地域からみる弥生時代後期の始まり
〈要旨〉弥生時代中期から後期への移行は、集落の解体や環境変化などと結び付けられて大きな社会変動と考えられてきた。さらには、この社会変動が古墳時代の成立へと継続していくとも評価される重要な時期でもある。発表者は、共同研究「近畿地方南部における弥生時代後期への移行過程」の中で、近江地域の担当として土器の変化について検討を進めてきた。本発表では、現在進めている共同研究の成果も援用しつつ、弥生時代後期の始まりにおける近江地域の様相とその意義について考えていきたい。
報告2:河村 好光さん|石川考古学研究会
弥生時代に横軸ロクロは存在したか
〈要旨〉鍬形石や石釧の内孔はじめ、腕輪形碧玉製品の穿孔に横軸ロクロを利用したことは、未成品の観察、実験考古学の結果から推察できる。その技術は、古墳時代開始期に伝来したものか、弥生時代の木工技術を応用したものか。内外出土資料、穿孔実験を紹介しつつ、長期にわたり議論してきた弥生時代の木工ロクロの存否について、見通しを明らかにする。
◆4つのお願い
1. PDFのご掲示や、ご興味のありそうな方への転送・拡散にお力添えいただけますと幸いです。
2.懇親会(JR大津駅前「養老の滝」/会費 社会人3000円前後、学生さん優待価格2000円前後)もあります。
親交拡大にご活用下さい。
3.災害やインフルエンザ等の流行などに伴い、急遽中止になることもあります。
怪しいときはお手数ですが、必ず瀬口携帯090-1441-5104やブログhttp://koukogaku.blog.jp/でご確認下さい。
縄文土器とその世界-兵庫の1万年-
特別展 縄文土器とその世界 -兵庫の1万年-
約1万年の時の流れを表す縄文土器。今回の展示では、縄文文化を代表する火焔型土器・遮光器土偶・注口土器をはじめ、県内出土品約250点の土器や土偶などの展示から縄文世界を感じていただきます。
開催期間 2019年04月20日(土)~06月23日(日)
会 場 当館特別展示室
開館時間 9:30~18:00(入場は17:30まで)
休館日 月曜日(祝休日の場合は翌平日)
観覧料金 大人500円(400円)、大学生400円(300円)、高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
※障害者手帳提示で本人は75%減免、介助者1名まで無料
※満70歳以上の方は大人料金の半額
◆展示解説◆
会期中の日曜日 13:30~14:00
◆講演会◆
場所:当館講堂
時間:13:30~15:00
(12:50会場)※混雑時は開場時間を早める場合があります。
料金:無料 定員:先着120名 当日受付
4月20日(土)
「縄文文化の世界同時代史」
泉 拓良(京都大学名誉教授 奈良大学名誉教授 弘前大学人文社会科学部客員研究員)
5月11日(土)
「雪国の火焔土器文化」
佐藤 雅一(新潟県津南町教育委員会学芸員)
5月18日(土)
「いま明らかになる兵庫の縄文」
深井 明比古(当館社会教育推進専門員)
5月25日(土)
「土器棺墓-生と死を媒介する縄文土器」
岡田 憲一(奈良県立橿原考古学研究所指導研究員)
6月8日(土)
「ひょうご5カ国の縄文を歩いたころ」
石野 博信(当館名誉館長)
上記以外のイベントなどは、下記HPをご覧ください
第306回 近江貝塚研究会
特集〈用具の痕跡から探る実相〉
日時:2019年4月27日(土)
午後1:30~午後6:00〈研究報告60分+質疑応答60分〉×2本
場所:滋賀県埋蔵文化財センター 2階研修室
JR瀬田駅発 滋賀医大(大学病院)行きバス「文化ゾーン前」下車徒歩5分
(帝産バス12:45発もしくは近江バス13:10発の乗車がおススメです。)
報告1:高野 紗奈江さん|京都大学・院
縄文原体からわかること-近畿・中国地方の事例研究-
〈要旨〉演者の研究目的は、縄文原体から集団間交流の実態を明らかにすることである。縄文時代の集団間交流の研究は、生業・生活形態・精神世界に関わる遺物と遺構から取り組まれてきたが、縄文原体に着目して集団間の交流を明らかにしようとする研究は、これまでほとんど存在しなかった。縄文原体は土器づくりから独立した製作技術を持つため、微視的に観察し分析を行えば、土器型式とは異なる地域間の関係・遺跡間の関係を描き出せる可能性がある。そこで本報告では、縄文時代後期の近畿・中国地方を対象として実施した研究成果を発表する。
報告2:河村 好光さん|石川考古学研究会
弥生時代に横軸ロクロは存在したか
〈要旨〉鍬形石や石釧の内孔はじめ、腕輪形碧玉製品の穿孔に横軸ロクロを利用したことは、未成品の観察、実験考古学の結果から推察できる。その技術は、古墳時代開始期に伝来したものか、弥生時代の木工技術を応用したものか。内外出土資料、穿孔実験を紹介しつつ、長期にわたり議論してきた弥生時代の木工ロクロの存否について、見通しを明らかにする。
◆4つのお願い
1. PDFのご掲示や、ご興味のありそうな方への転送・拡散にお力添えいただけますと幸いです。
2.懇親会(JR大津駅前「養老の滝」/会費 社会人3000円前後、学生さん優待価格2000円前後)もあります。
親交拡大にご活用下さい。
3.災害やインフルエンザ等の流行などに伴い、急遽中止になることもあります。
怪しいときはお手数ですが、必ず瀬口携帯090-1441-5104やブログhttp://koukogaku.blog.jp/でご確認下さい。
観音寺本馬遺跡と奈良県の土偶
橿原考古学研究所アトリウム展「観音寺本馬遺跡と奈良県の土偶」
会場 橿原考古学研究所 1階アトリウム
会期 平成31年3月29日(金)~令和元年5月31日(金)
月曜日~金曜日(土・日・祝祭日を除く) 8:30~17:15
(博物館とは開館日が異なりますのでご注意ください)
入場無料
展示内容
御所市観音寺本馬遺跡から出土した土偶は、丸く開いた口と大きな耳、両足を踏ん張ったユーモラスな姿が人気を呼び、出陳した数々の展覧会で好評を博しました。
今回のアトリウム展では、観音寺本馬遺跡の土偶を中心に、県内各地の土偶とその関連遺物を紹介し、縄文人の豊かな造形に込められた心と祈りに迫ります。
展示品(パネル)
観音寺本馬遺跡 土偶・石棒・石刀
八条北遺跡 土偶
坪井・大福遺跡 土偶
庵治遺跡 土偶
藤原京下層 土偶
竹内遺跡 石棒・石刀